<   2011年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

パソコン不調

私のWindows,XPマシンが 不調どころか、立ち上がらなくなって
しまった。9年目で、だいぶくだびれてきている様子だったが、
突然だった。仕事ができなくて、本当に困っている。
パソコンに依存している生活なのだ。調べものも、書き物も、
メールも何もできない。
どうしよう。
[PR]
by nokogirisou | 2011-07-26 23:26 | 日々のいろいろ

セオリー通り

  最近、またテニススクールが楽しくなってきた。いや、テニスそのも
のが楽しくなってきたのだ。
 昨晩は、Fコーチにしぼられて、汗だくになった。Fコーチはセオリーを
たたきこんでくれる。彼女のプレーはセオリーどおり、ぴったり。
彼女の意識どおりに、ボールが飛んでくる。それなのに、そこにボール
が来るとわかっているのに、私の身体はそれにおいつけない。
自分でも、こういうボールはこう返そうと思っているのに、関係ないところ
にボールを送ってしまう。または、相手にとっておいしいところにボール
を出してしまう。
 テニスはセオリーが重要なのだが、頭で考えているうちは身体は
動かない。ちょうど言葉を話すときに日本語という「言葉」そのものを
意識すると話せなくなってしまうように。
 セオリーを身体化させないと、あるいは、セオリーを道具にしないと
私は自由になれない。テニスのゲームを楽しめないだろう。そのため
には、練習あるのみなのだが、週に一回の練習、そして私の運動能力
ではなかなかセオリーがしみこんでいかない。
[PR]
by nokogirisou | 2011-07-26 06:19 | テニス

学校図書館の抱える問題

 どうして学校図書館が学びの中心にならないのか。
大学の先生たちが、もっと高校生に読書してほしい、高校で本を読める
ようにしてほしい、レポートを書く力をつけさせてほしい、と言っているの
に公立高校の現場はあまり応えていないように思う。


 まず、現場の先生方が図書館に関心がない。図書館や図書を授業に
使わないことが問題だと思う。しかし高校教員が効率のよい、一斉授業、
教え込みや問題演習に追われるのは、現在の大学入試制度の影響であ
る。センター試験で高得点をとるには、時間をかけて図書館で調べさせた
り、レポートを書かせたりする余裕がないのだろう。だが、私は反対だ。
自分で調べ、学ぶという体験を高校時代にぜひ体験すべきだと考えている。
授業で図書館を使えば、図書館はもっと変わっていくはずだ。


 現在、司書をおかず、図書整理や購入は外部委託にまかせる学校が増え
てきているという。人件費を安くできてよいときく。しかしこれはまったく逆行
していると思う。司書の仕事はそういった事務仕事だけでないことをもっと
お上は知るべきだ。うちの司書は、来館する生徒のようすや貸し出しの傾
向をよく観察して、本を選んでいるし、生徒とのコミュニケーションから、
館内の配置や、展示コーナーを考えている。これは、専任司書でなけれ
ばなかなか出来ない仕事だ。授業とクラス担任の仕事を抱えている現場
教員は、司書教諭であっても司書のように図書館運営には関われない。
だから、司書を減らすとか、司書を採用しないなどというばかげた政策は
やめてほしい。
[PR]
by nokogirisou | 2011-07-18 10:58 | 本と図書館

コクリコ坂から

 7月16日初回の「コクリコ坂から」を見にいった。
あまり予備知識なく、ふらっと映画館に入ってみたのだが、
宝物をそっと手渡されたような、ほんわり幸せな気分になる
映画だった。
 私はジブリの細部を丁寧に描くやり方が好きなのだと思う。
そしてジブリの映画に出てくる建築物が好きなのだと思う。
今回の明治時代からの洋館だというコクリコ荘も、港南学園
の部室棟であるカルチェラタンも魅力的な建物だった。そして
この映画に描かれている日常生活とあの頃の「昭和」の空気
がとてもいとおしかった。
 1963年には私は生まれていないが、この高度成長期の
活気と青春の雰囲気は懐かしい気がしてしまう。そして坂本九
の「上をむいて歩こう」の挿入がとてもぴったりだった。

 母の長期の留守の間下宿人たちのご飯を作り、家を切り盛
りする松崎海は、最初から魅力的な少女だった。理想的な女性
だと思う。だからこそ、彼女が泣いたり母に甘えたりするシーン
はどきどきする。
 一方、カルチェラタンの住人で派手な活動家で新聞部の風間
俊は、初めガキ大将というイメージだったが、しだいに好青年に
見えてきて、だんだんこちらも恋してしまいそうになる。

 そして、ここに描かれる高校時代、高校生活がすばらしい。
全校生徒でこんなに熱くなること、一緒に活動すること、語ること
歌うこと、今はあるだろうか。大人たちの都合と規制という限られた
条件の中で行事を企画することしか許されていない今の高校生が
ちょっとかわいそうになる。

 私の知らない船乗りの生活や朝鮮戦争の影響など、もっと知りたい
ことがたくさん湧いてきた。とにかく俊と海の希望を暗示する終わり方
でよかった。いい映画だったと思う。宮崎吾郎さん、だいぶ苦労された
のだろうと思う。苦しんでじたばたしないと、人の心に残る作品は生まれ
ない。地味でノスタルジックだけれど、この作品は本当によかった。
[PR]
by nokogirisou | 2011-07-17 14:11 | 映画

『手紙屋 蛍雪編』喜多川泰

 
 
a0023152_5405729.jpg
七夕だが、あいにくの雨。
 Kさんのおすすめで『手紙屋~蛍雪編』を手に取った。
 なんと、就職編とつながっているのだった。
 こういう展開だったとは…。著者は、同時に二冊の『手紙屋』を
書いたといっていた。

 主人公の高校生、和花が高校2年生であるところがポイントだ。
高校2年でこんなに進路に迷い、手紙屋と意見交換できるなんて
たいした女の子ではないか。2年生でなかなか受験勉強をリアルに
とらえられない。なんとなく、やらなくては、将来を考えなくてはと
考えるだろうけれど。
しかし、これが高校3年だったら、間に合わないだろうと余計な心配
をする。手紙屋と出会ったのがこのタイミングでよかったと勝手に
胸をなでおろす。
 手紙屋さんのメッセージは著者のメッセージでもあるのだろうけれ
ど、なかなか筋がとおっている。ちょっと理屈っぽいけれどもまったく
最もなことばかりでもある。
 ちょっと最後が予定調和なのと、日常生活の描写の書き込みが
足りないのは残念だが、この本の性格とすれば仕方ないだろう。
 
 
 
 
[PR]
by nokogirisou | 2011-07-08 05:41 | 本と図書館