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雨の大徳寺高桐院

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中学時代と印象が変わった高桐院。
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by nokogirisou | 2012-12-31 16:07 |

年末京都の旅まとめ

 10月29日(土)~30日(日)に年末の京都を旅した。
一日目は三尾を中心に
 京都駅からJRバスに乗って高雄をめざす。50分ほどで到着。
 栂尾山の高山寺からスタート。夢研究で有名な明恵上人ゆかりの寺。
国宝の石水院のたたずまい、眺めがすばらしい。明恵が後鳥羽上皇に
学問所として賜った建物。
またこの寺には鳥獣戯画のレプリカが飾ってあった。日本史で有名な
漫画である。かえるが大活躍。栂尾山は茶の発祥地で茶畑があった。
 そのあと槇尾山西明寺へ。こちらは弘法大師の高弟が創建したという。
現在の本堂は元禄13年に桂昌院の寄進により再建されたものだという。
桂昌院とは将軍綱吉の生母、「玉の輿」の語源のもとになった人物だ。
 次は、長い石段を登って高雄山、神護寺へ。紅葉の季節が終わって
天ぷらやも茶屋も閉店。神護寺は平安京造営の責任者和気清麿が建てた
という。平安時代に二度の災害、応仁の乱等で焼失したが、江戸、昭和
にわたって再建されている。ここの紅葉はすばらしいらしい。そして
楽しみなのが、厄除けの「かわらけ投げ」。今は客がおらず独占して
素焼きのかわらけを投げた。下手なので、飛ばないが…。
 たいへんレトロな高雄観光ホテル喫茶店で「にしんそば」を食べて、
ふたたびバスに乗って京都駅へ。
 あと30分しかないのあわてて東寺へ。時間が短いということで
拝観料を安くしてくれた。その代わり4時半には必ず門から出るように
約束させられる。東寺は、初詣の準備で大忙しという様子。それにお構い
なく、私は桃山時代の金堂と室町時代の講堂をじっくり眺める。講堂の帝
釈天はなかなかりりしい顔つきで、梵天はちょっと阿修羅に似ている。
立体曼荼羅が興味深かった。
 江戸の作の五重塔はみとれるほど美しい。中が見られなかったのが残念。
さすが立派なお寺だった。追い立てられるようにして外に出ると、外の堀
にサギがいて、器用に魚をとって食べていた。
 本日はこれで終了。夜は先斗町の居酒屋「ここら屋」でゆっくり食事。

二日目は、あいにくの雨。かなりの降りだった。まず下鴨神社へ。
 手前に鴨長明ゆかりの河合神社があり、方丈の庵が公開されていた。この
庵、どこでも住める、可動式の庵だったらしい。糺ノ森がとても荘重な雰囲
気で気持ちよかった。「みたらしだんご」は御手洗池の泡の形を模したもの
だそうだ。あちこちたくさんお参りしていたら、けっこうな時間がたっていた。
 次は上賀茂神社。正式には賀茂別雷神社。世界遺産の荘厳な雰囲気。立砂が
あり、ここに神様が降り立つのだそうだ。
 そのあとは「あぶりもち」を楽しみに今宮神社にお参り。一条天皇がつくった
疫病平癒のための神社。ところが「あぶりもち」のお店はやっていなかった!
 仕方がないので、お昼を食べる。「ゆばんざいこ豆や(北大路店)」へ。
 町屋づくりの天井の高いすてきなお店だった。湯葉料理がちょっとずつ10品
ほどつく。とろとろ湯葉のどんぶりと豆乳プリンが美味。30日の昼までの営業
ということですべりこみセーフだった。
 京都の旅の最後は、大徳寺。今回の旅に行こうと思ったきっかけが大徳寺だった。
友人に紅葉美しい大徳寺の写真を送ってもらって、ぜひ大徳寺に行ってみたいと
思ったのだ。ここに行かずに旅は終わらない。朝からずっと雨ですっかり足下も
コートもびしょ濡れだったが、大徳寺拝観可能な4つの塔頭をすべてめぐることに
した。
 石庭が見事な龍源院。白砂とこけ庭の一枝坦、龍吟庭を堪能。禅の教えとユニー
クなおしゃべり有名な和尚さんの大仙院(ここは詳しく案内をしてくれるので枯山水
を理解しやすい。また200円で三福茶を味わえ、拝観が楽しかった。)。高桐院は
門から玄関までのたたずまいがよい。たてものの中は薄暗くて、茶室がよく見えなか
ったが。紅葉のころは美しかろう。瑞峯院は千両万両が美しかった。石庭が斬新な
感じ。キリシタン大名の大友宗麟が創建したことにちなみ、開眠庭では十字架に石を
組んでいた。
 雨、雨、ずっと雨の京都。旅人はもの静かで数も少ない。地元の人たちは忙しそう
に年末の用事をたしていた。
 四季を通じて京都はよい。はからずも今回の旅はあちこちで古典に再会。あらゆる
ことにリンクして興味深かった。
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by nokogirisou | 2012-12-30 22:45 |

京の旅ふたたび

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夏に続いて一泊二日の京都の旅。年末の忙しい時期にに申し訳ない気がするが、毎日少しずつ掃除して、思い切って出てきた。シーズンオフの京都はよい。枯れモミジを踏み踏み高山寺、西明寺、神護寺をゆっくりまわる。
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by nokogirisou | 2012-12-29 14:27 |

2012 最後の上京

 今年は、仕事と勉強会のために毎月1,2回上京した。
上京のたびに家族には「東京に行くときは生き生きして
いるね」とからかわれた。見抜かれている。本当に東京が
好きなのだ。
 日帰りが多かったが、最後の旅は泊まりにした。
 やはり日帰りだと、東京駅と目的地の往復になってしま
い、ほとんど買い物も見学も楽しめない。いつも新幹線の
時刻表に追い立てられる。
 今回は、ぼんやりしているうちに、二日目の予定を決め
ないまま、一泊二日の旅となった。結果的にはそれがよか
った。とてものんびり、いきあたりばったりの時間をすご
せたからだ。
 一日目は午前中に思い切ってメトロポリタン美術館を見学。
リヒテンシュタイン展とどちらに行こうか迷ったが、上野を
とった。メトロポリタン美術館展の試みは新鮮で、楽しめた。
坂本龍一がゴッホの「糸杉」にインスピレーションを得て作曲
した楽曲が耳に残っている。

 午後は川崎で研修会が一件、18時からは府中で定例の勉
強会が一件。乗り換えジョルダンのおかで、とてもスムーズ
に移動ができて、時間のロスがまったくなかった。
勉強会のことはここでは詳細に書かないが、出会いと交流が
強烈で、刺激的だった。尊敬する研究者と直に話せたことは
嬉しかった。

 翌日のこと。特に予定もなく、ぶらぶら絵はがきなど書いて
いたが、唐突にサンドイッチのことを思い出した。いつだったか
のBS番組で紹介されていたサンドイッチだ。私は子ども時代か
らサンドイッチに妙な思い入れを抱いていた。しかし実際には
本当に満足のいくサンドイッチにはそれほど出会っていない。
記憶に残っているのは、中学時代の友人のお弁当のコンビーフ
のサンドイッチ、そして上野の精養軒で食べた辛子マヨネーズ
のついたミックスサンドだ。どちらも私のサンドイッチ原体験。
 今回私が午前中かけて求めたのは、銀座にあった洋食レストラン
「赤とんぼ」のサンドイッチだ。レストランはすでに閉店していて
サンドイッチだけ高島屋の地下で販売しているという。
 ちょっとした行き違いで日本橋高島屋にいきそびれ、私は新宿
高島屋の地階食料品売り場に向かった。しかし、「赤とんぼ」と
いう文字は見当たらない。「食品コンシェルジュ」に尋ねたところ
小さな一角を紹介された。何の看板もなくサンドイッチが並んでいた。
そうそう、BSで紹介していたのと同じだ。しかし客は私だけ。
 私はミックスサンドと卵、チーズ、ツナ、フルーツのサンドイッチ
を選んだ。念願のサンドイッチを買えたうれしさを抱えて、私は
横浜に住む友人のところに向かった。
友人のアパートで赤トンボのサンドイッチをつまみながら
いろいろな思いが湧いてきた。この一年、好きなことをたくさん
やってきた。来年は、なんらかの結果を出したいものだ。
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by nokogirisou | 2012-12-17 06:30 | 日々のいろいろ

ワールドカフェで「選書」を

学校図書館教育研究会12月学習会に参加した。
学校図書館員としての専門性を高めるには、選書の基準を明確に言語化できなければならない。学校教育と本のエキスパートであるためにどうあるべきか、ワールドカフェ形式で話しあった。

今回、非常に痛感させられたのは、特に中学高校では、学校文化の中に学校図書館が入り込んでいないこと。
私たちのしごとは意外と職員にも、保護者にも知られていない。それを自覚して学校文化を作っていく覚悟が必要だと感じた。
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by nokogirisou | 2012-12-16 08:49 | 本と図書館

「読む」を見直す

「生きた学校図書館をめざす会川崎」の主催する標記の会に参加した。
基調講演は、青山学院女子短大教授の堀川照代先生が「読む力を育てる学校図書館」について語られた。
よかったのは、アドラーの著書や、PISA型読解力の定義、学習指導要領を引きながら、現代の「読む」とはどうすることか、整理してくださったことだ。また、子どもの読書を、読むという行為から得られるものと、読んだ内容によって得られるものに分けて考えるところがよかった。
また、東出雲町の学校全体による学校図書館を使った授業の取り組みが紹介された。なぜこんなに進んだかというと、先生方が子どもたちの変化を実感したからだという。
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by nokogirisou | 2012-12-16 08:36 | 本と図書館

メトロポリタン美術館展

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東京都美術館で開催されている、「メトロポリタン美術館展」を見に行く。
作品は、自然のなかの人々、動物たち、草花と庭、大地と空など表現されているモチーフごとに分類されている。時代や国、表現方法はさまざま混ざった状態での展示で、新鮮だった。絵画と彫刻、タペストリーとキルトが並んでいるのはまたおもしろい。圧巻だったのは、やはりゴッホの「糸杉」だろう。しばし立ち止まってしまう。これにインスピレーションを得て坂本龍一が作曲した曲が、音声ガイドで紹介されていた。
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by nokogirisou | 2012-12-16 07:34 | アート