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「ゆっくりいそげ」

KURUMED COFFEE
職場に出入りしている書店員さんから教えてもらった。
ぜひ行ってみたいカフェだ。
『ゆっくり、いそげ―カフェからはじめる人を手段化しない経済』
(影山知明著 大和書房)に出てくるカフェだ。
この本に書かれている時間の感覚に共感を持った。

「いまという時代は、『時間と闘って』しまっている。」
著者は時間を味方にしてい生きてくために、人間関係をギブ
から始めること、目的や目標を絶対視しすぎないことをあげ
ている。
常に今をゼロと捉えるこことの持ちようを私は忘れ
ていなかっただろうか。いつも足りない、足りない、と考え
ていた。今がマイナスだったのだ。
一つ一つの時間を愛したいという気持ちがあれば、もっと
人生は豊かになるような気がする。
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by nokogirisou | 2015-09-26 13:01 | 本と図書館

学図研2015全国大会埼玉大会の個人的な報告

iいまさらながら、8月はじめに開催された学図研全国大会 
埼玉大会(in熊谷)の個人的な報告
                   
1 竹内 悊 先生の講演
 最初の「図書館ロケット」のDVD上映には驚いた。
2013年のNHK「みんなのうた」に登場した歌だ。畑亜貴さん
の作詞作曲だそうで、アニメの斬新さもあって目と耳が釘付けに
なった。なんとこの歌は2013年の10月24日のカレントアウェア
ネスですでに取り上げられていて(http://current.ndl.go.jp/e1491)
畑さんはインタビューに答えて「戦争という悲劇を繰り返さずに
済むように,歴史を紐解いて皆で手を取り合って生きて行こう。
というメッセージを折り込みました」と答えている。
竹内先生は学校図書館の可能性を私たちに託されたのだろうか。
竹内先生の仕事のスタートは学校図書館だったという。これは
意外だった。男子校で司書をされていたそうだ。
 それからランガナタンの「学校図書館の五法則」について
くわしく語っていただいた。「図書館は成長する有機体である」
という言葉に私はいつも勇気をもらう。
今回たくさんお話していただいた中で特に印象に残っているの
は、図書館は一人の利用者、一人の生徒に対するサービスを忘れ
ないという精神だ。それから自己研修の話だ。研修で学んだこと
は抜け落ちていくので、たえず、復習し、学び続けることが必要
だといわれていた。また竹内先生の恩師のショアーズ博士の言葉
は印象深い。
  ①まず自分の一日を顧みる。何もしていない15分はないか。
  ②読みたい本と、読む場所とを決める。
  ③その時間に、きっかり15分その本を読む。
  ④それを毎日続ける。1年続けるとそれだけで20冊の本が
   読める。

 2 ナイターB「読む」ってどういうこと 島根県担当
ある司書が、ある教育委員会の指導主事に「本なんて読む意味
あるのかね」といわれたという。こういうことは、実はよくある。
最近冗談でなく、真面目に「読書は生徒のためになるのか?」と
聞いてくる教員も多い。
 それを受けて、私たち学校図書館に関わる大人は、どう答えた
らよいか、どう説明したらよいかをグループに分かれて話し合っ
た。 
 まずはそれぞれの体験から各自の「読む」ことに対する思いを
語りあった。それから、それらをまとめて、どういう言葉にした
ら、説得できるかを考えた。教育員会の人たちを納得させるには、
やはり具体的な力や成果となって表れる部分をアピールしなけれ
ばならないだろうという結論になり「自分で考える力がつく」
「コミュニケーション力を高める」「生き抜く力がつく」等の、
やや抽象的な言葉にまとめられた。しかし、それらの言葉の背後
には、それぞれ具体的なエピソードがちゃんとある。ある高校司書
が語ってくれたエピソードは印象深い。無気力だった男子生徒が、
ひょんなことから本を読むようになった。それで自信を持つよう
になり、その後の生き方が変わったというのだ。そういう実例は
みんなが持っているにちがいない。
 最後にグループごとに話し合った内容を発表し、「本を読むと
は〇〇」というキャッチフレーズを紙に書いてホワイトボードに
貼りだして交流した。
3 実践報告
 東京都杉並区の横山寿美代さんの報告はパワフルだった。彼女
には様々な研修会でよくお会いするし、学校図書館プロジェクト
SLiiicの活動でも有名である。
 その彼女の実践例は様々なヒントと可能性に満ちていた。スタ
ートはPTA役員、図書館ボランティアだというのも驚きだった。
現在公立小学校の非常勤の司書である彼女が失敗を語るという
コンセプトだったが、どれもいいお話で失敗には入いらないと思
った。しかし注意すべき点をたくさん示唆してもらった。
「好きだからと言って図書館の仕事をやりすぎないこと。一人で
はなくて、コミュニケーションをとりながら進めること」
これは肝に銘じた。 

もう一人の実践発表は、小林聖心女子学院の山本敬子さん。
彼女は昨年度まで甲南高校中学校の司書だった。甲南といえば
潤沢な予算とたくさんのパソコン、図書館授業時間が年間700時間
を超えることで有名だ。今回特に、レポート提出までにいくつもの
不安や困難を抱える生徒たちに、どのようにアプローチしたかを中
心に語ってくれた。とにかく甲南は学校体制がすごい。学校図書館
のイベントも多いし、学びの中心に図書館があるという印象を受けた。

4 分科会 1「どう実感してもらう?学校図書館の教育力」兵庫県担当
事前に『教育を変える学校図書館』(塩見昇編著2006 風間書房)
の第一章を読んでくるという宿題があった。これがためになった。
 私が関心を持っていたのは「学校図書の教育力」7項目中7番目の
「学び方、学ぶ力(リテラシー)を身に付けた生涯学習者の育成」
だった。これをどう意識して学校図書館運営に生かしていったらよい
のか日々考えている。
 分科会の前半は箕面市立第3中学校の田中瑞穂さんの実践レポート
だった。箕面市の学校司書は任期付き短時間勤務職員で一日実働7時
間45分、週31時間。研修は保障されている。「学校図書館の教育力」
に照らし合わせて、生徒と教職員を観察し、図書館の授業利用を進め、
図書館事情を目に見える形で職員、生徒、保護者に見える形で提示し
ていた。
 後半は「こんなとき、どうする?」というミニシアターだった。
現場でちょっと困った場面を寸劇で紹介してもらい、どう対応すれば
よかったかを班で考えるワークショップだ。これがとてもおもしろか
った。「教員に生徒の貸し出し情報を聞かれたときどうしたらよいか」
「授業で利用したい本が学校図書館になかったので司書が『市立図書館
から借りてきますよ』と提案したら、『悪いわ』と教員に断われた。
そのときどうしたらいいか」
等、日常よくありそうなケースを想定して、どう対応したらよいかを
グループで話し合った。様々な立場の方と同じグループで、話し合いは
大変盛り上がった。

5 まとめ
 学図研の楽しさは関係性にある。様々な知人とここで再会できるのも
楽しいし、新しい出会いがあるのもわくわくする。 合宿のような和気藹々
とした雰囲気も好きだ。
 学校図書館は常に進化していて、必ず学ぶことがある。毎年お土産が
たくさんだ。その持ち帰ったものを現場にどう生かすか。これが実はしん
どい。頭でっかちで、なかなか実践がともなわない。大いに反省する。
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by nokogirisou | 2015-09-26 12:38 | 本と図書館

キャラメルボックス『鍵泥棒のメソッド』

キャラメルボックスの『鍵泥棒のメソッド』のビデオ&トークライブin新潟
に参加してきた。
 内田けんじ原作の映画で話題になった『鍵泥棒のメソッド』を
成井豊が舞台化した。2014年のスプリングツアーの演目だ。

 今回、新潟でビデオ上映(DVD上映)があると知り、りゅー
とぴあの劇場に行ってきた。
 生が命の芝居である。正直言ってあまり期待していなかった。
1コインで、この作品に興味があったので軽い気持ちで行った
だけだ。
 いや、ところが、キャラメルボックスのお芝居はDVDだと
いうことを忘れてしまうほど、臨場感あり、熱くて、面白かっ
た。「追い込み」がさすがだ。わくわくどきどき2時間半があ
っという間だった。
 つい見入ってしまい、何度も笑い、ひきこまれてしまった。

 好き嫌いはあるだろうが、私はキャラメルの舞台装置を気に
入っている。すべてアナログ。すべて人間の手で動かしている
が、とにかく場面転換がスムーズで舞台装置がリアルなのであ
る。暗転はなく、黒子ががんばる。
 それからキャラメルの公演にはかならずダンスがある。これ
が毎度楽しみである。また今回はダンスの音楽が印象的だった。
石田ショーキチというアーティストの曲だった。
 今回はホワイトキャストで、多田直人が桜井武史を、岡内美
喜子が水嶋かなえを演じていた。彼らはトークにも来ていたの
だが、かなり映画を意識して役づくりをしていたという。もう
一方の畑中智行と渡邊安理が演じるブラックキャストは映画を
気にせず、自分たちの個性だけで演じきったそうだ。この違い
を見てみたいものだと思った。

 トークで苦労話をいろいろ聞いたので、舞台の細部に注意し
て見たが、車の使い方、部屋のつくり方がリアルだった。
 銭湯のシーンで裸の役者の身体が濡れているというところは
わからなかったが。
 トークをしてくれた、多田直人さんと岡内喜美子さんがとて
も魅力的で、ファンになってしまった。

  11月28日29日の「BRETH」の新潟公演の宣伝もばっちり。
 もちろん私も次の新潟公演を楽しみにしている。
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by nokogirisou | 2015-09-23 21:16 | 日々のいろいろ