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キャラメルボックス『BREATH』

11月29日に、キャラメルボックス30thクリスマスツアー「BREATH」の新潟公演千秋楽に行ってきました。千秋楽といっても新潟公演は、わずか2日間。GREENチームの公演です。ネタバレがありますので、これからご覧になられる方は、ご注意ください。
途中泣くまいと思っていましたし、最後まで笑わせてくれたお芝居でしたが、不覚にも涙を流してしまいました。まんまとキャラメルの罠にはまっていました。

それぞれの伏線、バラバラだと思われた人生が、だんだんに結びついて、一気に収束していく、その描き方が、見事でした。たくさんの人生が、どれも本当にありそうで、みんなほろりとしてしまう。これが、成井さんのいう「誰かが誰かを大切に思う気持ち」のせいなのかもしれないと思いました。舞台が劇場の事務所というのも、面白かったです。これまでのキャラメルボックスのポスターが貼り巡らされていて、それも圧巻。
キャラメルボックスのたのしみは、やはりダンス。
そして今回は、30周年を記念して、TUBEが挿入歌を書き下ろしてくれていました。
夏の『時をかける少女』とは全く違う舞台装置で、真ん中のクリスマスツリーが最後まで活躍していました。
風呂木さんとも役の菅野さん、いい味だしてました。狂言回しにぴったり。劇中には、たくさんのキャラメルネタが散りばめられていたようです。

千秋楽は、終演後のたのしみもたっぶり。満足の日曜日でした。
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by nokogirisou | 2015-11-30 23:53 | 舞台

第70回新潟室内合奏団演奏会

 11月14日(土)18:45開演
新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)に聴きにいってきた。
第4回ウィーン・フィル&サントリー音楽振興祈念賞を受賞
されたそうで、最初に賞状授与のイベントもあった。

指揮は、まだ若い、東京芸術大学大学院に在籍中で様々な
楽団で指揮を務め、千葉県立柏井高校の吹奏楽部の講師も
やっている松川智哉さん。
弦楽器トレーナーが奥村愛の父、奥村和雄氏で、奥村門下
の弦楽器奏者が多数参加していた。
 
今回は、ハープ奏者の山宮るり子、ファゴット奏者の
エリック・メスマーというお二人のソリストが出演という
豪華なプログラムだった。

G・ピエルネ ハープと管弦楽のための小協奏曲op.39
  
A・ジョリヴェ  ファゴット協奏曲


F・メンデルスゾーン交響曲第3番イ短調 「スコットランド」op.56

アンコールは ラベル 亡き王女のためのパヴァーヌ


ハープの音色が圧巻。すばらしかった。
ファゴット協奏曲は現代曲でむずかしい曲だったが、とても安定した、
落ち着いたいい音色だった。聞きなれると不協和音が心地よくなって
くる。

 仕事を持ちながら楽団に入って活動しているみなさんに敬意を
 いだく。
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by nokogirisou | 2015-11-15 22:08 | 音楽

グローバル時代のアクティブラーニング

 玉川学園の第4回探究型学習研究会に参加してきた。
午前は9年生(中3)の「学びの技」商学部中学部
の「学びの技」12年生(高3)の理系現代文、
SSH、SGHの課題研究のポスターセッションの発表
を見学し、ワールドスタディーズの授業見学をした。

ワールドスタディーズは公民の選択授業で、日常的
にアクティブラーニングを実施しているようだった。
知識注入型一斉授業とは趣が異なる。学んだことは
ダイアリーとしてまとめて提出させている。授業では
英語と日本語が使われている。ファシリテーターの役
に徹していた。
グループディスカッションのあとに発表があり、さら
に課題が出されて「金魚鉢ディスカッション」という
方式で各自が課題に対する自分なりの意見を語っていた。
グループワークを体験することで、自分たちの偏見に
気づき、後半の課題解決ディスカッションに生かされて
いる。見学していてとても面白い授業だった。生徒たち
が少しも臆することなく堂々と意見を言い合っていて
発表に慣れていることがよくわかった。
 午後はDvid Selby先生の基調講演があり、その後
分科会に分かれた。
 私は、SSH学びの技「探究型学習の実践」に参加した。

「学びの技」とSSH、SGHの授業のしくみを理解
するのが難しかった。全体の学校教育の中で「学び
の技」や課題研究の授業がどういう位置づけなのか
外部の人間には理解が難しい。たくさんのプログラム、
たくさんの講師による講義、探究学習の指導をどの
ように組み立てられるのか、どうやってマネージメント
されているのか。
 教科指導のほかに探究型学習を全職員がするとなる
と職員研修も必要になる。そうやって共通理解を得て
いるのだろう。

 玉川学園のほかに、神奈川県立小田原高校、公文
国際学園中等部・高等部、立命館中学校・高等学校
の先生方が探究型学習の実践発表をされていた。
 苦労はいろいろあるのだろうが、グローバルリー
ダー育成のために、それぞれ努力されていることが
伝わってきた。さまざまな軋轢もあるようだ。
どの発表にも学校図書館との絡みの話が出てこなか
ったのが気になった。探究はどこで行われているの
だろうか。

 このままでは地方のふつうの公立高校は差をつけ
られてしまうだろう。
ふつうの地方の高校では教科横断的な授業が不足し
ている。探究学習の機会がない。校外講師の授業が
少ない。英語を使う機会が少ない。いろいろやって
も最終的に受験対応の授業に収束している。国公立
大学に何人合格させるかが、最重要課題になって
いるのだから。
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by nokogirisou | 2015-11-01 00:13 | 本と図書館