1 ![]() 昨年仕事で倉敷に行くことがあった。アイビースクエアに宿泊 し、美観地区の雰囲気を楽しんだ。ところが肝心の大原美術館の 開館時間がそのまま会議の時間にあたっており、終了後走っても、 すでに門は閉じていた。翌朝開館前の美術館の周りを一周したが、 結局中の作品をみることが出来なかった。無念だった。倉敷は遠く そう簡単にもう一度訪れる機会があるとは思えなかった。 だから、地元の美術館に大原美術館の作品が来ると知って本当 に嬉しかった。 訪れたのが日曜日だったせいもあって、県立美術館は人であふれ かえっていた。 「モネ、ルノアールから20世紀美術まで」という副題がついている。 日本洋画の潮流→初期コレクションを形成した児島虎次郎の目 →西洋絵画の展開→洋画素描→(マチスの「ジャズ」と棟方志功 の「大原總一郎志へのオマージュ テキスト=ニーチェ」)→今日 の絵画とその展開 という構成だった。 マティスの挿画本『ジャズ』の中の一枚を私も持っている。だから 細い通路に全作品が並んでいるのを見て心躍った。 また、これまであまり興味のわかなかった棟方志功がとても新鮮 におもしろく感じられた。 クールベの「秋の海」ピカソの「貧しい食事」ムンクの「マドンナ」 梅原龍三郎の「紫禁城」をはじめ、以前みた懐かしい作品との再会 があった。 そして今回、とても印象に残っているのが古賀春江の「深海」と クレーの「A」ミロの「まきもの」である。 ほんものの大原美術館をやはり訪れようという気持ちを持って 出口に立った。 ■
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by nokogirisou
| 2004-10-05 05:13
| アート
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