カテゴリ:音楽( 191 )

神尾真由子&ミロスラフ・クルティシェフデゥオリサイタル

自分の音楽の聴き方に疑問と劣等感がある。
自分はスポーツやダンスでも楽しむように、音楽家のパフォーマンスを
聴いていただけなのかもしれない。楽曲についての理解が甘く、実はよく
音を聴いていないのかもしれない。自分は音楽を聴いて何かをいう権利
などないのかもしれないと思う。音楽会から、しばらく遠ざかっていたの
だが、やはり聴きたくてりゅーとぴあのコンサートホールに出かけた。
今日は神尾真由子&ミロスラフ・クルティシェフデユオリサイタルだ。
前日電話したところ、一階前列のS席がまだ空いていた。
 さて、登場した神尾真由子は、黒いドレスで妖艶に登場した。
 そして彼女が楽器を持って構えた瞬間から私の血がさわいだ。
  
プログラム 
 1部
 モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 KV.304
 フランク   ヴァイオリン・ソナタイ長調
 2部
 ウェーベルン ヴァイオリンとピアノのための4つの小品OP.7
 フェルドマン ヴァーティカル・ソーツⅡ
 細川俊夫   ヴァーティカル・タイム・スタディⅢ
 グラス    「浜辺のアインシュタイン」より
         ニー・プレイ2
 ペルト    鑑の中の鏡
 ガーシュイン ボーギーとベス

 アンコール ハチャトゥリアン 剣の舞
       ディニク     ホラ・スタッカート  

  1部は人気のソナタを、ストラディバリウスで情熱的にうたいあげた。
 どちらも好きな曲だ。
  モーツァルトのソナタ28番は2楽章しかない。私はグリューミオーと
 クララ・ハスキルの演奏を聴いてきたので、今日の演奏はとても対照的で
 激しく聞こえた。フランクのソナタは繰り返しなじみのあるあのモティーフ
 が出てくる。4楽章たっぷり聴いた。

  2部は神尾自身がマイクを持って曲紹介をした。昼なのにいきなり「こんばんは」
 と挨拶したので、会場がどよめいた。今日は昼の公演である。ウェーベルンは100
 年前の作品だが、大変な現代曲に聞こえた。
  次の2曲はどちらもタイトルに「ヴァーティカル」とある。垂直の動きということか。
 現代的な技法と不安を感じさせる響き。細川の曲は時間の相対的な感じ方を表現したと
 いう。以上は、曲の構造を全く理解できず、いつ終わるのか予想ができなかった。
 グラスの「浜辺のアインシュタイン」はミニマル・ミュージックだ。繰り返しとズレ
 がそれなりに心地よい。次はペルトの曲。これを生で聴きたくて今日の予約をとった。
 2016年にNHKFM「きらクラ」で出会った、「鏡の中の鏡」はもミニマリズムをとり
 入れた曲だという。1部の演奏とはまったく違う世界を聴かせてくれた。
 最後はガーシュインの「ボーギーとベス」。旋律があって、アメリカ的な曲だと改めて
 思った。ハイフェッツの編曲だった。最後の曲にふさわしい盛り上がりだった。
 アンコールも大サービスだった。どちらも激しくエネルギッシュに弾いたので、弓の
 馬の毛は何本も切れた。とにかく神尾の演奏は力づよい。曲の理解の深さが
 伝わってくる。ピアニストととても親密な視線のやりとりと互いの信頼感を感じたが
 この二人はなんと夫婦だった。 
 


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by nokogirisou | 2018-04-29 21:54 | 音楽

鍵冨弦太郎秋のアンサンブル

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鍵冨弦太郎の演奏会に行った。今回はピアノに小澤佳永さん、オーボエに若山健太さんを迎える。
プログラムが素晴らしく、MCがわかりやすく、演奏が魅力的で、集中して聴くことができた。

第一部
グラナドス ヴァイオリンソナタ 未完
スヴェンセン ロマンス
メンデルスゾーン ソナタへ長調 1838

第2部
テレマン ふたつの楽器のための6つのカノンから
バッハ オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
二短調BWV1060

グラナドスのソナタとスヴェンセンのロマンスは初めて聴いたが、メロディが美しく、素敵な今日だった。澄み渡るようなイメージと、鍵冨さんが言っていたが、聴いていて本当に心が晴れ渡る。
作曲家の人生の話や、曲についての説明が、ちょうどよく私たちを音楽の世界に誘ってくれた。新たな曲との出会いはうれしい。この曲を弾きたい、という演奏者の気持ちが伝わってくる、自信と愛に溢れる演奏であった。






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by nokogirisou | 2017-11-04 21:32 | 音楽

あららふあんたじーか!?

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11月2日のりゅーとぴあスタジオAでは、4人のプレイヤーと2人のパフォーマーによる不思議な会が催されていた。昨年も伊奈るり子さんのお誘いで、この会に参加したが、あの沈黙と爆笑がまた返ってきた。

今年は、I部は、神話をテーマにソロとパフォーマンス、
II部はお酒にまつわるたくさんの曲のアンサンブルとパフォーマンスだった。
選曲とアレンジが楽しいのである。
Ⅰ部
シランクス ドビュッシー
ライト イン ダークネス エベリン・グレニー
自由神 川崎祥子
天岩戸 瑠璃丸

Ⅱ部
テキーラ
酒とバラの日々
ウイスキーがお好きでしょ
スウィートメモリーズ
美味しい水
茶色の小瓶
Volare

クラリネット吹きの伊奈さんも、ユーフォルビアの川崎祥子さん、一橋靖子さん、本間美恵子さん、みなさんとても楽しそうに楽器を演奏する。

四ツ谷ハウスというユニットのパフォーマンスとは、肉体派ダンスなのだ。これはとても奇妙なダンスなのだが、ブロ的な肉体の動きは見事だ。私個人としては、音楽だけで十分なのだが、みなさんは、音楽とパフォーマンスのコラボを楽しんでいた。



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by nokogirisou | 2017-11-03 15:32 | 音楽

鍵盤のつばさ ゲスト三浦友里恵

 たまたま車を運転していたらNHKFM「鍵盤のつばさ」の時間になった。
 ピアニストの三浦友里枝さんがゲスト出演していた。クールな声で彼女だ
とわかった。この番組のホストの加藤昌則と彼女がピアノ談義をするのだ
が三浦のピアニスト評がとても興味深かった。
彼女が現在メロメロ夢中だというピエール・ロラン・エマールのピアノ
演奏は初めて聴いたが、リゲティの練習曲第9番「めまい」はおもしろ
かった。まさにめまいを催しそうな現代曲なのだが、ひきつけられた。
曲もなかなかなのだが、音色、響きが特徴的だった。
譜面もめまいをおこしそうなのだそうだが、エマールは初見でこういう
現代曲をさらさら弾いてしまうという。
 それから内田光子のモーツァルトのピアノソナタ21番の1楽章も
素敵だった。内田さんといえばモーツァルトと言われるわけがわかる
ような素敵な演奏だった。三浦さんは「集中力」という言葉をつかって
いたが、曲への入り込み方が内田ならではなのだろう。
 ピアノ曲を演奏を比較しながら聴くのは面白いと改めて思った。
なかなか現実にはじっくり聴き比べできていなかった
のだが、またやってみたくなった。


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by nokogirisou | 2017-09-17 06:09 | 音楽

ラ・フォル・ジュルネ新潟2017

今年のラ・フォル・ジュルネもあっけなく終わったが、昭和の日29日一日中、祭りをたっぷり楽しめた気がする。
加羽沢美濃さんのピアノ、横坂源さんのチェロ、村治奏一さんのギターを聴いた。今年のテーマはダンス。

私が最も印象に残っている横坂さんの演奏について書こう。横坂さんは、演奏前にインタビューを受けていた。
彼の音楽を語る言葉、比喩に私はいつも引き込まれる。的確に探るように言葉を選んでいく。あたりまえなのかもしれないが、楽曲について構造をよく捉えていて素人相手にわかりやすく教えてくれることに感心させられる。その後、彼はチェロを抱えて、演奏会場に向かった。途中、何人かの市民や知人が話しかけていた。私もたまたま話しかけようと思えば話しかけられる位置にいた。しかしできなかった。これから本番を迎える横阪さんにミーハーな声がけをしてはいけないと声がしたのた。

演奏は、バッバの無伴奏チェロ組曲第6番と、黛俊郎のBUNRAKU。ある意味共通点があり、ある意味正反対の曲で挑んできた。どちらも私にとってそんなに馴染みのある曲ではない。バッハの無伴奏チェロ組曲の中で、6番は私が一番聴いた回数が少ない。黛さんの曲は、横坂さんの演奏会でしか聴いたことがない。横坂さんにとって、こちらの曲は、馴染みの得意曲なのだろうと思う。

横坂さんは、あえて挑戦してきたのだと思った。それは、演奏のあと、彼自身も明かしていた。6番から今まで逃げていたが、今回初めて演奏したと。
彼の演奏は滑らかに耳に流れこむというより、私にとっては、耳にひっかかる、気になる演奏だ。だからこそ印象に残る。緊張感ある、ごつごつした演奏だった。

アンコールはバッハを二曲サービスしてくれた。こちらはメジャーな安心して聴ける曲であった。デザート効果で、客はみな満足しているように感じた。

横坂さんの演奏家としての気骨を感じる時間だった。






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by nokogirisou | 2017-05-04 19:34 | 音楽

横坂源 チェロリサイタル9月22日

9月22日(木)相模大野の相模女子大グリーンホールで

行われた横坂源のリサイタルに行ってきた。会場は満員。

彼は最近初めてのCDをリリースしたばかりだ。FMの

「リサイタルノヴァ」で藤井一興さんとバッハのヴィオラ

・ダ・ガンバ・ソナタを演奏したことは、記憶に残ってい

たが、それを全曲CDにするとは彼の想いの深さを感じる。

その黒いCDが会場でも販売されていた。

今日は演奏会でも3番ト短調を弾いてくれた。
互いの音を聞き会いながら対話のような素敵な演奏だった。

バッハはチェロリサイタルの導入としてよかった。最初に

バッハを演奏することで、会場の雰囲気がなごみ、観客と

演奏者が近づく。


私はその後のベートーベンのチェロソナタにより、刺激を

受けた。

ベートーベンのチェロソナタがこんなに魅力的だったかと

発見があった。2楽章仕立てあれっと思うが、解説にもあ

ったが対比に富む作品でおもしろかった。

ドヴォルザークの「森の静けさ」と「ロンドト短調」はベ

ートーベンからショパンへのつなぎとして、心を落ち着か

せ、心地よい音楽だった。


最後のショパンのチェロソナタには、のめりこみ感動した。

今の横阪が、ロマン派の世界にびったり合っているように

感じた。ピアノとチェロの

相性の良さを感じる。愛称哀愁感がたまらない。

ピアニストに藤井さんの芸術性に触れられたことも喜びだ。

藤井さんの

ピアノはFMでよく聴いていたが、生がすごい。
横坂さんの演奏の隅々を聴き、観ていた。彼を敬愛する横坂
の姿がまた、かっこ良かった。

アンコールは、サン・サーンスの「白鳥」のサービス。


最後におもいがけず、横坂さんの声をきくことができた。
たっぷりチェロの音楽を楽しめて本当に満足の午後であった。


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by nokogirisou | 2016-10-01 09:30 | 音楽

東京交響楽団第97回定期演奏会

9月18日(日)17:00より、新潟市のりゅうとぴあにて、定期
演奏会を聴く。
指揮は広上淳一さん。うなり声、息遣いがみんな聞こえる。
壇上でとびあがることも。とにかく全曲が頭に入っていて歌い
続けているのがわかった。

1曲目はモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調
 k218
ソリストは毛利文香さん。初めて聞く演奏だった。
全体にやや線が細い印象はあったが、テニクニックは確かだった。
とくに第2楽章のソロが抒情的で魅力的だった。

2曲目はメンデルスゾーンの交響曲第2番の作品52「讃歌」
テーマは「闇から光へ」でグーテンベルク祝祭のために
メンデルスゾーンが作曲したものだそうだ。詩句は、詩編や
エフェソ書、イザヤ書、ロマ書、シラ書などから引用されて
いるが、メンデルソーン自身が選んだもので、ソロと合唱が
ついた壮大な曲になっている。器楽と合唱とソロがとても
有機的に絡み合っていて私は名曲だと思った。飽きること
なく最後まで集中して聞くことができた。
大曲で名曲だが、私は初めて聞いた。クラリネットの
独奏に導かれて第2章にいくところがとても魅力的だった。

ひとつ気になったこと。
新潟では今現在たくさん生の演奏会を聴くことができるが
合唱団参加者も観(聴客)もやや高齢化していること。
今こんなに参加者が多いが、しだいにクラシック音楽に参加
する人も聴く人も減っていってしまうのではないか。



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by nokogirisou | 2016-09-19 09:33 | 音楽

横山幸雄のコンチェルト

7月3日(日)東京交響楽団第96回新潟定期演奏会に行ってきた。
若手の川瀬賢太郎の指揮、グレブ・ニキティンがコンサートマスター
ピアノ独奏は横山幸雄。
今回のプログラムは、
1 リスト ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 
2 ショパンピアノ協奏曲第1番 ホ短調
3 ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

というオールピアノコンチェルト。こんなプログラムは初めてである。
大曲3曲を横山幸雄がすべて暗譜で挑む。

リストの第1楽章は緊張した。しかし2楽章で安心した。クアジ・アダージョ
のしずかでゆるやかな雰囲気の中でピアノのカデンツァ的なパッセージ
がとても美しい。
とぎれることなくよくわからないうちに第3楽章にうつり、そのまま4楽章へ。
今まで出てきた主題が再現されて、4楽章だということがわかる。
ここのピアノのもりあがりはすばらしかった。おさえるべき音をしっかり
濁らず、くっきり弾くところが心地よい。演奏後ピアニストはすでに汗だく
だった。

ショパンのコンチェルトはとても落ち着いて聴けた。ずいぶん弾きこんで
いることがよくわかる。とても安定した指の動きと音色が心地よかった。
オーケストラの冒頭部分が美しくききほれるが、その後のピアノの主題
の再現にもうっとりする。第2楽章のピアノと弦楽器やファゴットとのかけあい
が、とても見事だった。

休憩中にピアノの調律が行われる。『鋼と羊の森』の影響で調律の様子も
じっと見てしまう。スタンウエイのピアノは美しい。

休憩後、ピアニストは衣装を変えて現れる。いよいよ大曲ラフマニノフの
コンチェルト2番。静かに自然に演奏が始まり、一気にラフマニノフの世界になる。
最初のところでちょっとだけミスタッチが気になったが、少しも動じることなく、
それどころがどんどん調子を上げていく。汗をふきながら、少しもペースを乱す
ことなくラフマニノフの世界を完成させていく。オーケストラとの息も合って一体感
を感じる。最後のクライマックスが本当にすばらしく、終了と同時にブラボーが
叫ばれる。スタンディングオベーションをする方もいた。
 
 一曲ごとにどれほど汗をかいていることだろう。ピアニストと指揮者の集中力
がすばらしかった。曲全体の把握力と分析力がすごい。聴いている方はかなり
興奮した。興奮が冷めない演奏会であった。
 ピアノはうまいだけではだめで、聴く者を感動させるには別の要素があるよう
に思う。私たちはなぜ演奏に感動をするのだろう。少なくとも真摯に音楽にむき
合う姿には引き込まれる。横山幸雄は経験も豊富で貫禄もあり、欲張りなくらい
さまざまな活動もしており、初々しさのある世代ではないが、音楽に向かうときに
は、常に全身全霊で立ち向かい、努力を惜しまない人なのだろうと思う。プロ意識
の強い演奏家なのだろうと思う。
 私は生で音楽をきくときに、今の音がでるまでのはるかな練習時間を想像して
しまう。
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by nokogirisou | 2016-07-04 22:22 | 音楽

第70回新潟室内合奏団演奏会

 11月14日(土)18:45開演
新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)に聴きにいってきた。
第4回ウィーン・フィル&サントリー音楽振興祈念賞を受賞
されたそうで、最初に賞状授与のイベントもあった。

指揮は、まだ若い、東京芸術大学大学院に在籍中で様々な
楽団で指揮を務め、千葉県立柏井高校の吹奏楽部の講師も
やっている松川智哉さん。
弦楽器トレーナーが奥村愛の父、奥村和雄氏で、奥村門下
の弦楽器奏者が多数参加していた。
 
今回は、ハープ奏者の山宮るり子、ファゴット奏者の
エリック・メスマーというお二人のソリストが出演という
豪華なプログラムだった。

G・ピエルネ ハープと管弦楽のための小協奏曲op.39
  
A・ジョリヴェ  ファゴット協奏曲


F・メンデルスゾーン交響曲第3番イ短調 「スコットランド」op.56

アンコールは ラベル 亡き王女のためのパヴァーヌ


ハープの音色が圧巻。すばらしかった。
ファゴット協奏曲は現代曲でむずかしい曲だったが、とても安定した、
落ち着いたいい音色だった。聞きなれると不協和音が心地よくなって
くる。

 仕事を持ちながら楽団に入って活動しているみなさんに敬意を
 いだく。
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by nokogirisou | 2015-11-15 22:08 | 音楽

鍵冨弦太郎 Presents室内楽の調べ

10月29日りゅーとぴあ新潟市市民芸術文化会館能楽堂
で行われたレスパス弦楽四重奏団の演奏会を聴きにいっ
てきた。多国籍の作曲家の弦楽四重奏曲を楽しめた。

 第一部
グラズノフ:5つのノヴェレッテ作品15より
     「スペイン風」
モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番イ長調K 464

 第二部
ハイドン:弦楽四重奏曲76番 ニ短調 
     作品76-2「五度」
ピアソラ:オブリビオン エスコラッソ

 レスパスとはフランス語で「空間」を意味する
という。
 今日は、第二部がすばらしかった。第一部のときと
演奏者たちの表情が違った。鍵冨さんが「五度」の
説明をしてくれて、この曲への興味が一気に増した。
実際に2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの絡み
合いが織物のようにすてきだった。
 そして、ピアソラの演奏で4人の息がさらにぴった
り合った。ピアソラの音楽の懐の深さを感じた。
「オブリビアン」の哀愁は魅力的だった。まさに私
の好きな曲だった。
「エスコラッソ」は快活なのだが、これもまたいか
にもピアソラ的で、ずっと聞いていたい心地よさ。
 楽しい演奏会だった。
 
 レスパス弦楽四重奏団の演奏は、8月7日に角田
コミュニティ多目的ホールで行われたときも聴きに
いった。
 そのときはモーツァルトの弦楽四重奏曲18番
イ長調とラヴェルの弦楽四重奏曲ヘ長調の演奏だった。
ラヴェルの弦楽四重奏曲がとても新鮮で、ピチカート
が楽しくて、印象深かった。 

 今日の演奏を聴いて、レスパスがどんどん進化
していることを感じている。
これからも聴き続けていきたい。




 
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by nokogirisou | 2015-10-29 23:18 | 音楽